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相次ぐ無差別襲撃、宮台真司さんに聞く「別の生き方」への想像力を

 大学入学共通テストが始まった15日、東京都文京区東京大学周辺で受験生らが襲われる事件が起きた。昨年から小田急線京王線の刺傷事件、大阪・北新地のビル放火殺人事件など、無差別に人々に危害を加え、自らも死を望むような事件が相次ぐ。社会学者の宮台真司さんは、「他人を巻き込んだ間接的な自殺」にみえる事件が目立つと分析し、大人は周囲の子どもに「幸せな人生はいろいろある」というメッセージを発してほしいと語った。

一連の事件の動機や背景の解明は今後も進むだろうが、近年日本で無差別の殺傷事件が頻発しているのは明らかだ。2018年には東海道新幹線車内の殺傷事件、19年には京都アニメーション放火殺人事件が起きた。稀有(けう)な「モンスター」が起こしたのではない。共通の環境要因を見るべきだ。

東京・秋葉原の無差別殺傷事件(08年)と「黒子のバスケ」脅迫事件(12~13年)を例にすると、検証報道や裁判の記録から加害者2人の成育環境が見えてくる。

秋葉原事件の加害者Kは、進学校での成績低下で人生が終わったと思い、派遣労働者として孤立を深め、ネットにも居場所を失った。

ほぼ同じ経緯を辿(たど)った、人気漫画を標的とする脅迫事件の加害者Wも、自らを人間関係や社会的地位などの失うものがない「無敵の人」だと陳述し、Kを擁護した。

 

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