名古屋市のワクチン副反応相談窓口 開設2か月で相談944件 北海道・東京・広島など全国から電話 受付回線数を2から5に増設(2022/5/27)

名古屋市の河村たかし市長が27日、ことし3月に開設した、愛知県内の、新型コロナワクチンの副反応相談窓口を視察しました。

(窓口担当者)
「名古屋市内(が対象)ということはわかっているけれど、県外からでもいいですかという相談を受ける」

(名古屋・河村たかし市長)
「他の県だとどうするの?」

(窓口担当者)
「北は北海道、南は九州四国、東京や広島から相談が多い」

(名古屋・河村たかし市長)
「困っている人が相当いるのは聞いていたし、ナースが答えてくれると違うわね、そりゃあ」

この窓口は新型コロナワクチン接種後の長期にわたる体調不良について看護師が相談に応じるもので、名古屋市によりますと、今月20日までに、合わせて944件の相談が寄せられたということです。

相談内容としては関節の痛みやしびれ、頭痛などがおよそ6割、発熱や倦怠感などがおよそ3割を占めているということです。

名古屋市は当初、電話回線を2回線で対応していましたが、相談が相次いだことを受け、4月11日から5回線に増やしました。

(愛知県看護協会 高木仁美専務理事)
「こんなにも多くの人が、副反応で長期にわたって苦しんでいるというのを改めて実感した」

(名古屋・河村たかし市長)
「困っている人の相談に乗ってもらったことは、みんな喜んでいる。ありがたいと思っているのではないか。サンキューベリーマッチ」

電話相談の受付時間は、平日の午前9時から午後5時までで、電話番号は090-1886-6370と090-1886-6380です。

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