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5歳から11歳の子どもを対象にした新型コロナワクチンについて、厚生労働省が、さきほど特例承認した。 了承されたのは、米ファイザー製の5歳から11歳の子どもを対象にした新型コロナワクチン。国内でこれまでに承認されているワクチンは、12歳以上が対象で、11歳以下に使えるワクチンが承認されるのは初めて。
このワクチンは、12歳以上の接種に使用されているものとは違い、有効成分の量は3分の1となっている。ファイザーによると、5歳から11歳を対象に行った海外の臨床試験では、90.7%の有効性が確認されたという。 新型コロナワクチンの接種対象は、現在、「12歳以上」だが、これで、「5歳以上」に拡大することになる。
厚労省は、来週26日に専門家分科会を行い、公費で行う「臨時接種」に位置づけるか、接種に「努力義務」を課すか審議する予定。厚労省は5歳から11歳への接種を3月以降に開始する方針だ。
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