【大石が聞く】ワクチンで小6女児体調悪化 おなかに発疹 舌は真っ白に… けん怠感や食欲不振が続き学校も休みがちに

母親「(写真を示しながら)これが出始めて… もうそれはちょっと やっぱり普通じゃないと…」

12歳の体を突如襲った“異変の数々”。お腹には赤い発疹が…。
そして、舌は白い苔のようなものでびっしりと覆われています。

  大石アナ「舌にこの症状が出始めた時はどんな感じでした?」

  体調不良に悩む女児(12)「痛かったです、すごく。ヒリヒリ…」

もう長い間、全身のけん怠感にも悩まされています。

  大石アナ「学校には行くことはできているのかな?」

  体調不良に悩む女児(12)「そんなに…行ってない」

  母親「もう把握できないようなことが毎日毎日 いろいろな体調がおかしなことが起きて もう精いっぱいの生活だったので…」

  大石アナ「この4か月はどんな4か月だった?」

  体調不良に悩む女児(12)「ずっとしんどかった…」

こう話してくれたのは、関西地方に住む小学6年生、12歳の女の子です。
修学旅行に参加するためにとファイザー製のワクチン接種をしたのは、去年の9月初めのことでした。

軽い発熱はあったものの、しばらくしておさまり普段通り学校へ行くようになりました。
ところが、接種から2週間程たって、突然、“全身に不調”が現れ始めたのです。

  母親「祝日の日だったんですけど、『体がおかしい、体がおかしい』って朝方言い始めて。でも何を言っているか最初はわからなくて… 最初は下痢が出たんですけど…」

すぐに休日診療の病院へ娘を連れて行きましたが、特にこれといった原因もわからず、翌日も、近くのかかりつけ医を受診。

しかしその際も“お腹の風邪”だと診断され整腸薬を処方されただけで、体調は、一向に良くなりませんでした。

  母親「『食べたい』っていう気持ちがないっていうんです…」

  大石アナ「食欲はわかない?」

  体調不良に悩む女児(12)「うん…」

  大石アナ「お腹すかないの?」

  体調不良に悩む女児(12)「全然」

  母親「ものすごく食べる子だったんです… 9月23日以降まったく、食欲がわかない、お腹がすかないと…」

陸上の部活動にも打ち込み、食欲も旺盛だった以前とは比べ物にならないほど、弱ってしまった娘。

  母親「『布団で寝れない』といったんです。あとから考えると、多分胃液がものすごく上がってきてて、ずっと夜中じゅうもずっと座ったこの状態で何か月… 今もまだ、布団で横にはなれなくて、大きな枕を置いて座ったような状態で寝てるんですけど…」

  大石アナ「こうやって座ってるよね?この態勢が楽なの?」

  体調不良に悩む女児(12)「いちばん、楽…」

  大石アナ「横になるとどうなるんですか?」

  体調不良に悩む女児(12)「ずっと気持ち悪いみたいな…」

心配した両親は、娘を大きな病院に1か月間検査入院させましたが、その間にも異変が襲います。

  母親「毎日毎日違う症状が… (写真を示し)この辺はじんましんなんです。お腹とかお尻にも…。(入院中は)点滴につながれてて、そこのトイレに行くにも行けないぐらいフラフラしてて…」

体の発疹に、続くけん怠感。
舌は真っ白な状態になったり、真っ赤な発疹が出たりと体の異変は続いているにも関わらず、病院での検査結果は…「異常なし」というものでした。

  母親「『コロナワクチンが原因じゃないですか?』と何回も1か月の入院中訴えてたんです。
  検査結果に異常がないから、何もないから、最終的に『気持ちの問題』と言われました…。
  でも1か月入院してて1週間2週間がたって、やっぱり原因はそこ(ワクチン)しか考えられなくて…」

  大石アナ「お父さんも、やはりこれはワクチンなのかなと思ってらっしゃいますか?」

  父親「そうですね。それしか考えられないと思ってますね。
  結局は入院してたので修学旅行にも行けなかった。行くために打ったのに、結局行けなかったというのがかわいそうでしたね」

接種の2週間後から続く体調不良。原因はワクチンしか考えられないと、両親がすがる思いで訪れたのが兵庫県尼崎市にある「長尾クリニック」です。

 (診察の様子)
  長尾クリニック 長尾和宏 院長「あれからどんな感じですか?」

  体調不良に悩む女児(12)「お腹はそんなに空かないです…」

  長尾院長「歩くのはどうや?」

  体調不良に悩む女児(12)「大丈夫…」

早くからワクチンの副反応に注目していた長尾医師は、手探りの中、症状を軽減させる治療を行っていて、これまでに50人以上のワクチン後遺症を訴える患者が訪れています。

長尾医師は、患者にはある共通した特徴が見られる、と話します。

  長尾院長「例えば血液検査とか脳のMRIとか、通常の医療の中で行われる検査、病院で行う検査は、何やっても異常が出ないのが最大の特徴なんですね。
  急に良くなることはなくて、あの手この手でいくつかの治療薬を2つぐらい組み合わせてやっているうちに少しずつしか良くならない。そういうことが実感としてありますけどね」

女の子も、このクリニックで炎症を取り除く薬の投与など治療を受けて、以前より体調は回復してきたといいます。

  母親「(このクリニックで)『これはワクチンによって出ている症状だ』と、そこをまず認めてもらっただけでも、すごく心が救われたというか。もう…たらい回しでわらにもすがる思いで来たので。
  熱とかじんましんとかすっと引いていった。ただ、まだ回復には至ってないですね」

ワクチンの副反応について調べている名古屋大学 名誉教授の小島医師は、新型コロナワクチンは身体の免疫力そのものを下げてしまう可能性があると考えています。

  名古屋大学 名誉教授 小島勢二 医師
  「あくまでも(ワクチンは)コロナのウイルスに対する免疫力は上がるんですが、全体的な免疫力、ほかの例えばウイルスや他のばい菌に対しての免疫力が、コロナのワクチンを何回か打つと免疫力が下がってしまう可能性があるからこれは注意しましょうという勧告が(ヨーロッパで)出たばかりの話なんですね。この患者さんもそういうことが起きた可能性は否定はできないかなと思いますね」

オミクロンによる第6波が拡大する中、国は5歳から11歳へのワクチン接種を承認。3月から始まる見通しです。

娘の異変を間近で見てきた両親は、副反応への理解や研究をもっと深めるべきだと強く訴えます。

  母親「重症化の説明も全く触れずに、接種をどんどんどんどん推奨する意味がちょっとわからなくて…
  メリットばかり言わないで、今こういうことが起きた現状を、正確な情報をしっかり流していただいて、打つ前に本当に大丈夫かと、親御さんもちゃんと思っていただける何かきっかけに、うちもまだ回復してないんですけど、そうなればとすごく感じます」

  大石アナ「ワクチンを打ったら、自分はどうなると思っていた?」

  体調不良に悩む女児(12)
  「コロナにかからないと思った。元気になると思ってた…」

#チャント #大石が聞く #12歳女児ワクチンで体調不良

2022年1月27日放送 CBCテレビ「チャント!」より

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