福島市で妊婦へのワクチン接種始まる 副反応は?胎児などへの影響は?後期にり患の方がリスクに? (22/03/01 18:59)

福島県福島市の『NCVふくしまアリーナ』で行われている、新型コロナワクチンの集団接種。

3月1日から始まったのが、2回目接種から6ヵ月が経過した妊婦やそのパートナーなどへの接種。
厚生労働省によると、妊娠後期に感染すると早産率が高まり患者本人も一部は重症化することが報告されているという。

妊婦:「赤ちゃんのためにも、ワクチン接種しとこうかなと思って」
妊婦:「病院に通ってはいるんですけど、そこがまだワクチン打てるっていう(環境が)整ってなくて。予定日が3月末なので、早く打ててよかったなっていう。安心です」

1日は妊婦4人がモデルナ製のワクチンを接種。
福島市は4月26日までに約100人の接種を見込んでいる。
また、妊婦に対して子育てアプリなどを利用して優先接種を呼び掛けている。

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<妊婦のワクチン接種について>
厚生労働省は、日本で承認されている新型コロナワクチンが、妊娠・胎児・母乳などに悪影響を及ぼすという報告は無いという。

また、副反応に関してアメリカの研究報告では、発熱や倦怠感などの頻度は妊娠されていない女性と同程度だったという。

一方で、妊婦が新型コロナに感染した場合のリスクについて厚生労働省は、妊娠中に感染しても基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わらないとされているという。
しかし、妊娠後期に感染すると早産率が高まり、患者本人も一部は重症化することが報告されているという。