子どものワクチン接種 母親団体が要望【岩手】

2022/6/8(水)
 岩手県内の5歳から11歳の子どものうちコロナワクチンを接種した割合は、全国平均より高く、2回目でおよそ3割となっています。接種後の後遺症などを懸念する声もある中、母親を中心とした団体が県に対しワクチンに関する情報をより広く提供するよう求めました。
 8日は「ママエンジェルス岩手」が、県医療政策室へ新型コロナワクチンの小児接種に関連した要望書を手渡しました。要望書では子どもが接種するメリットとデメリット、双方を広く伝えることなどを求めています。
 ママエンジェルスが今年2月に行ったアンケートでも「ワクチンの副反応や予防効果に関するデータを広めてほしい」いう声が多く寄せられています。親の間でも意見が分かれる子どものワクチン接種。ママエンジェルス岩手の高橋美里代表は様々な考えが尊重されるべきだと話します。
 現在、県は子ども接種に関するリーフレットをHPで公開しているほか、ワクチンに関する相談専用のコールセンターを開設していて、8日の要望を踏まえ、今後の情報発信の参考にしたいとしています。

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