対オミクロン株ワクチンの導入へ 準備促進を分科会了承(2022年7月22日)

 海外で開発が進むオミクロン株に対応したワクチンについて、厚生労働省の分科会は今後、導入に向けた準備を進めることを了承しました。

 厚労省は22日、ファイザーとモデルナが開発を進めるオミクロン株に対応したワクチンについて、今年秋以降に5回目の接種を含めた追加接種での使用について想定してはどうかと分科会に提案しました。

 対象については「少なくとも重症化しやすい高齢者などを対象にする」としていて、分科会は今後、導入に向けた準備を進めることについて了承しました。

 今後、得られる科学的なデータや海外の動向を踏まえて次回以降、詳しい検討に入るとしています。

 また、ワクチンの4回目接種の対象を医療従事者などに拡大することについても了承される見通しです。
[テレ朝news]

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