穂積秋田市長 ワクチン・商品券などコロナ対策進める  (22/08/29 18:30)

秋田市の穂積市長は29日の定例記者会見で、オミクロン株に対応した新型コロナウイルスのワクチン接種や、プレミアム付き商品券の追加発行を進めることを明らかにした。

 新型コロナウイルスに感染し自宅療養していた秋田市の穂積市長は、復帰後初めての定例記者会見で次のように話した。

 穂積秋田市長:
「市民の皆さまはじめ、関係者の皆さまには大変ご心配をおかけしました。引き続き、コロナ対策をはじめ市政運営に全力を尽くしてまいりますので、ご協力をお願いいたします」

 秋田市内の新型コロナの感染者数が高止まりしていることから、2回目の接種を終えた18歳以上の市民を対象に、オミクロン株に対応したワクチン接種を、10月中旬以降にも始める準備を進めていることを明らかにした。

 また感染者の全数把握の見直しについて、秋田県の佐竹知事が、医療機関による発生届の対象を重症化リスクの高い高齢者などに限定する方針を示したことを受け、穂積市長は、市独自のフォローアップ体制を構築できるよう県にお願いしていくと話した。

 一方、新型コロナの経済対策として6月に発行したプレミアム付き商品券について、15億円分を追加発行すると明らかにした。

 秋田市は、これらの経費などを盛り込んだ43億円余りの補正予算案を、9月1日開会の9月議会に提案することにしている。

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