【キニナル・ワクチン接種】3回目は交互接種で 初回接種は今からでも間に合う? (21/12/18 16:00)

日本での感染状況は落ち着いているが、世界保健機関・WHOによるとオミクロン株による感染拡大は、従来の変異株に比べて急速に進んでいるという。
ワクチンを2回接種しても感染するケースが相次いでいるため、3回目の接種・いわゆるブースター接種が始まっている。

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<医療従事者を対象に、福島県でも行われている【ブースター接種】>
これまで使われてきたのは『ファイザー社製ワクチン』だったが、厚生労働省は『モデルナ社製ワクチン』での追加接種についても12月16日に正式に薬事承認した。

『モデルナ社製ワクチン』での追加接種は18歳以上が対象で、2回目の接種から6ヵ月以降となる。1回あたりの投与量はこれまでの半分で、費用は公費で賄われる。

松野博一官房長官:「供給スケジュールですが、3回目接種に用いるワクチンについてはファイザー社とモデルナ社のワクチンを用いる事としていますが、この2社のワクチンを合わせると、来年分として1億7000万回分の供給を受ける契約を締結済みであり、総量として必要なワクチンは確保できる見込みです」

福島県相馬市は12月18日から、異なるワクチンでの追加接種・いわゆる交互接種を実施すると発表。立谷市長や医療従事者など20人が追加接種を受けるとしている。

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『モデルナ社製ワクチン』は『ファイザー社製』と比べて、3倍以上のmRNAが含まれているため、厚生労働省は追加接種で量を半分にしても効果があるとしている。

アメリカで発表された調査結果では、ワクチンの組み合わせによって感染を防ぐ中和抗体の値が大きく異なっていた。
モデルナ3回やファイザー3回よりも、『ファイザー・ファイザー・モデルナ』の組み合わせが最も効果が出たことが分かった。

どの組み合わせにしても3回目の接種をした方が、発症や重症化を防ぐ効果は高まる。ただし、アメリカでは3回とも同じ量を接種していて、3回目のワクチンの量を半分にした場合の有効性は明らかになっていない。

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<初回接種は今からでも?>
接種を受けようとした場合…
必要なのが、住んでいる自治体から送られた『接種券』2022年9月末まで有効で、なくしてしまっても再発行してもらえる。

【福島市】4つの病院で接種を行っていて、電話と市のホームページで予約を受け付けている。(福島赤十字病院・大原綜合病院・済生会福島総合病院・福島県保健衛生協会予約センター050-5445-4355)

【郡山市】厚生労働省のサイト「コロナワクチンナビ」から予約。
郡山市の星総合病院には、モデルナ社製ワクチンの「接種センター」が設けられているが、対象は1回目の接種を終えた人に限られる。

【いわき市】1回目の個別接種はいわきゆったり館・呉羽総合病院2ヵ所で行っていて、いわき市のホームページの特設サイトで予約を受け付け。

【会津若松市】感染症対策室に電話で予約(0242-23-9271)

3回目接種が始まり、どの自治体でも年末にかけては予約がとりにくい状況だという。

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