64歳以下の一般にも3回目のワクチン接種がスタートした沼津市で2月9日、集団接種会場が開設されました。オミクロン株が猛威を振るう中、沼津市は接種を加速させる考えです。
沼津市では9日からキラメッセぬまづで3回目のコロナワクチンの集団接種が始まり、会場には予約した市民が午後2時の開始前から行列を作りました。沼津市で3回目の対象となるのは、高齢者5万6000人と64歳以下の一般9万1000人の合わせて約15万人で、9日の集団接種には、高齢者を中心に約1200人が訪れました。沼津市の集団接種で使用されるワクチンはモデルナ社製で、市内約50のクリニックでの個別接種ではファイザー社製を使用します。
<3回目接種を受けた男性(64)>「私は人と関わる仕事をしていますので、自分からなるべく予防を考えていまして、すごく安心できますね」
沼津市では県内で最も早く64歳以下の一般の接種がスタートしていますが、7日から接種券の発送が始まったばかりで、9日の集団接種での予約は21人だったということです。
<岸田文雄首相(7日)>「2月のできるだけ早期に1日100万回までペースアップすることを目指して、取り組みを強化してまいりたい」
岸田総理は、全国で1日100万回の接種目標を掲げましたが、県内で最も早く3回目接種の準備を整えた沼津市ですら会場やスタッフの確保、医療機関との連携などに苦労したといいます。
<沼津市新型コロナワクチン接種室 山岸宏充副参事>「1、2回目を実施しているのでやりやすいところはあるが、そうはいっても急に手配しなくてはならないこともあり、苦労したところはある」
沼津市では3回目の接種を終えた人は8日までで1万2173人、接種率は6.3%で、9日の集団接種会場開設を機に、3回目の接種を加速させる方針です。
2月9日放送 SBSテレビ「ORANGE」
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