フランス・パリで新型コロナワクチンの実質義務化などに対する車列を組んでの抗議デモが行われました。カナダでのトラック運転手らによる抗議デモに触発されたもので、中心部では治安部隊が出動する騒ぎとなりました。
記者
「こちら凱旋門の前なんですけども、多くの警察官が出動してデモ隊の流入を防ごうとしています」
フランスでは、飲食店や長距離の交通機関を利用するには新型コロナのワクチン接種か感染後の回復を示す証明書の提示が義務付けられていて、12日、これに抗議する人たちが車列を組み、各地からパリに集まりました。
カナダでトラックの運転手らがワクチン接種の義務化に抗議して道路を封鎖した「自由の車列」と呼ばれる運動に触発された動きです。シャンゼリゼ通りなど中心部では治安部隊が出動し参加者に催涙弾を放つなど、数時間にわたって辺りは騒然としました。
参加者
「レストランに行く権利すら奪われる、これはワクチンの強制です」
「13歳の娘は文化施設にも行けません、こんな世の中は嫌です」
現地メディアによりますと、デモにはおよそ5000人が参加し、車やバイクの数はおよそ3000台にのぼりました。警察はおよそ380人を摘発、うち44人の身柄を拘束したということです。
(13日10:20)
#フランスコロナ
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