米「副反応」は“5割超”・・・5歳~11歳のワクチン接種(2022年3月2日)

 東京都が1日に確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は、1万1813人。月曜日に続き、2日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。

 その東京では、5歳から11歳までを対象としたワクチンの接種が、足立区、墨田区に続いて、港区でも始まり、堀内ワクチン担当大臣が視察しました。

 接種した小学5年生(11)の母親は、次のように話します。

 接種した小5の母親:「周りも(感染者が)増えてきているので、なるべくかかりたくないのと、重症化しないと良いなということで、受けることにした」

■副反応・・・1回目54.8% 2回目57.5%

 子どもへの接種が進む一方で、気になるのが「副反応」です。

 アメリカのCDC(疾病対策センター)によりますと、アメリカ国内では去年11月と12月に5歳から11歳の子どもに対して、ファイザー社のワクチンをおよそ870万回接種しました。

 そのうち、接種後に痛みなど何らかの副反応を訴えたのは、1回目が54.8%、2回目は57.5%で、2回目のほうが高くなっています。

 「接種部の痛み」が最も多く55.8%。ついで、「だるさ」「頭痛」「発熱」の順となっています。「登校できない」子どもも10.9%いました。

(「グッド!モーニング」2022年3月2日放送分より)
[テレ朝news]