ロシアのウクライナ攻撃が続く中、全日空は、ワクチン輸送を行うため、4日のベルギー・ブリュッセルに向かう便を、ロシア領空を飛行しないルートに変更し運航することを決めました。
全日空は3日、ヨーロッパ便をすべて欠航しましたが、4日も2便をのぞき欠航します。
4日、運航するのは成田発ブリュッセル行きの旅客便と、ブリュッセル発成田行きの貨物便で、この便はブリュッセルから新型コロナウイルスのワクチン輸送する予定です。
普段は、ロシアの領空を通過する飛行ルートを中国やトルコなどの上空を通る「中央アジアルート」に変更しますが、これにより運航時間がおよそ3時間半のびるということです。
一方、日本航空は、4日、羽田とロンドンを結ぶ2便を、アメリカ上空を通過する北回りルートに変更して運航しますが、それ以外のヨーロッパ便は欠航するということです。
(2022年3月3日放送)
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