今月末でワクチン担当大臣を退任する見通しとなった堀内大臣はきょう、最後の閣議後の会見を行い、「全力で取り組んできた」と自身の閣僚生活を振り返り、ワクチン接種の今後の課題についても語りました。
堀内詔子ワクチン担当大臣
「今回、3回目接種について、2回目と違ったところは、ファイザーとモデルナ、交互接種をお願いしなくてはならなかったという部分は非常に難しかったと思っております。私の政治家の人生にとって、本当にあの、本当に貴重な経験でしたし、全力で取り組んできたと思っています」
今月末で退任する見通しの堀内詔子ワクチン担当大臣はきょう最後の閣議後の会見を行い、閣僚生活を振り返りました。
コロナワクチンについては、「3回目接種は大きな枠組みとしては軌道にのってきた」としたうえで、▼若年層の接種率や▼接種券のデジタル化などを課題にあげました。
3回目の接種率はきのうの公表値で全体の39%、65歳以上の高齢者の80%となっています。
ワクチン担当大臣は、堀内大臣が兼務していた東京オリンピック・パラリンピック担当大臣の設置期限により、来月から松野官房長官が兼務します。
堀内大臣は当選4回で岸田内閣の“目玉人事”として約半年間、ワクチン担当大臣を務めました。
(29日11:59)
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