5歳~11歳の子どもが新型コロナワクチンを接種した場合の副反応の疑いについて、厚生労働省の部会で初めて報告され、12歳以上と比べてその発生頻度が低い傾向が示されました。
ワクチンの副反応を検討する厚労省の部会では、ファイザー製の新型コロナワクチンを接種した5歳~11歳の子どものうち、「副反応疑い」があったのは4月1日までに16例だと報告されました。また、3月20日までの集計では5歳~11歳で接種した21万5368人のうち、医療機関に報告があった「副反応疑い」は6例で、その頻度は0.0028%だということです。
これは12歳以上を対象としたファイザー製やモデルナ製などの1回目接種後の「副反応疑い」の発生頻度と比べると低く、海外でも同様の傾向であることから、部会では「現時点で重大な懸念は認められない」としました。
(2022年4月14日放送)
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