回転ずし「スシロー」を展開するフード&ライフカンパニーズの水留浩一社長(53)は18日までに共同通信のインタビューに応じ、養殖業者との提携やゲノム編集など先端技術への投資に意欲を見せた。地球規模の気候変動を念頭に「魚が取れない時代が現実化する中、主要な魚種を安定的に確保する」と狙いを語った。
ゲノム編集は遺伝子を効率よく改変する技術で、品種改良の期間を大幅に縮めることが期待される。既に新興企業プラチナバイオ(広島県東広島市)や、ゲノム編集マダイを開発したリージョナルフィッシュ(京都市)と共同研究を開始した。商品化に向けて拓洋(熊本市)と新会社を設立する。
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