新型コロナウイルスのワクチンを接種したことを、スマートフォンで証明できるアプリの運用がスタートしました。
しかしワクチン接種記録システムのデータに約10万件の誤りが確認されていて、自治体が修正を行っています。
12月20日、京都市内の建物の前には、ずらりと並ぶ人の列。その目的はマイナンバーカード。マイナポイントの付与など様々な取り組みが行われていますが、交付率はいまだ4割ほどです。
そこで、普及の起爆剤に期待されているのが、12月20日に運用が始まった「新型コロナワクチン証明書アプリ」です。これまでは紙の接種証明書でしかワクチンを接種したことを証明できませんでしたが、アプリではあらかじめスマートフォンにマイナンバーカードをかざして接種日などを登録しておけば、接種の証明が可能です。
国内では飲食店やイベントで接種の確認に使えるほか、海外ではパスポート情報も読み取ることで、現在76の国と地域で待機期間の短縮措置が受けられます。
「証明書の紙は残してあるけど、時間たったらどこに置いたか忘れるやん。アプリなら便利よね」 「アプリだと忘れないですよね。紙だと持ったかなと心配がありますから、そういう点では携帯さえ持っていればいいので」
担当者は、『接種証明アプリの運用開始でマイナンバーの交付を希望する人が増えるのでは』と期待を膨らませます。 (京都市マイナンバーカード企画推進担当 中野雄介課長) 「今日時点でたくさんの問い合わせがきているわけではないんですけれども、簡単に(接種証明が)できるようですので、これから増えていくと考えています」
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