ワクチン接種予約数が倍増 羽田空港に多くの旅行客 コロナ前の8割強まで回復

新型コロナの感染が再拡大する中で迎えた3連休初日。

東京都の新規感染者は4日連続1万5,000人を超えたが、羽田空港は多くの旅行客で混雑するなど、各地でにぎわう様子がみられた。

東京・江東区のワクチン接種会場。

江東区では、感染者数が増え始めた7月から、6月と比べて接種予約数が倍増し、3回目接種の予約率が上がっているという。

30代女性(3回目接種)「京都からおじいちゃんおばあちゃんが来ることになって。うつしてはいけないなって」

80代女性(4回目接種)「また(感染者が)増えてきている。怖い怖い」

東京都では、新型コロナウイルスへの感染が新たに1万8,919人確認された。

4日連続1万5,000人を超え、感染が急拡大している。

こうした中、3連休初日の16日。

羽田空港の出発ロビーは、多くの旅行客でにぎわっていた。

宮崎へ行く人「家族旅行で、2年ぶりくらい。不安は不安ですけど」

熊本へ行く人「親戚に会うので、しっかり感染対策をして会おうかなって」

ANAホールディングスによると、海の日を含めた3連休の旅行客(国内線)は、昨年から倍増し、コロナ前の8割強まで回復しているという。

感染拡大にともない、予約のペースは落ちたものの、想定していたよりもキャンセルは少ないという。

北海道・札幌市では、ジャズの無料ライブが3年ぶりに開催された。

全国からおよそ200組1,100人のミュージシャンが集まるこのイベントは、17日も開催される。

岐阜・高山市では、小学生が自分たちで育てた野菜を販売する「こども朝市」が開かれた。

農家の人に教わりながら、種まきから収穫までしたキャベツやニンニクなどを販売。

小学生「売れました。買ってもらえるってところがうれしい」

こども朝市に来た人「素晴らしいですね」、「子どものうちから農業に触れるっていうのは、とても大切なことだと思う」

全国で感染が再拡大する中で、感染に気をつかいながらも、連休を楽しむ様子が見られた。

(フジテレビジョン)
(北海道文化放送)
(東海テレビ)

FNNプライムオンライン

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