新型コロナウイルスのオミクロン株に対応する新たなワクチンは、今月半ばにもまずは高齢者らの4回目接種に使われることが決まりました。
オミクロン株BA.1に対応するワクチンについて、厚生労働省のワクチン分科会は、今月半ばをめどにまずは高齢者と基礎疾患がある人の4回目接種に使いはじめ、自治体の判断で、10月以降、ほかの年代の4回目接種や3回目接種も対象にするとの方針を了承しました。
ただし、専門家や厚労省は従来型のワクチンでも効果があるとし、早い接種を推奨しています。
加藤厚労相「接種時期が到来した際に(オミクロン対応ワクチンを待たずに)速やかに接種を受けることが重要である」
分科会は、5歳から11歳への新型コロナワクチンの3回目接種について、無料で受けられる「臨時接種」とすることも了承しました。
強制や義務ではないものの、「努力義務」とし、分科会は、子どもの感染や重症化する例も増えているとして、接種を呼びかけました。
(2022年9月2日放送「news every.」より)
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