【新型コロナ】新型コロナワクチン 3回目接種の予約状況、小児接種の計画等について(令和4年2月10日 市長定例記者会見にて)

新型コロナウイルス感染症に関する情報について(新型コロナウイルス感染症に関する横浜市からのお知らせ等を掲載しています。)

動画内で使用している資料については、横浜市ウェブサイトに掲載しています。

(以下、音声テキストです。)
はじめに、3回目接種の予約状況ですが、まだ数字が完全にまとまる段階ではないので、今の予約率がどのくらいか、モデルナがどれくらいかということは、まとめておりません。
予約状況に関しては、ここに予約方法別の割合が出ていますが、ウェブサイトで予約はすぐできますから、そういった方々はどんどん予約をしていただいています。予約センターにお電話していただいている方は、それに比べると割合は少なくなっています。郵便局や区役所に関しては、翌日、翌々日に(接種券が)届いてから、ネットを使えない方を中心に行かれると思いますので、割合としては少なくなっています。ですので、予約できる人が早く予約して、その割合が示されていると思いますので、もう少し日をおかないと、この割合は出てこないかなと思います。参考までに出しましたが、現時点としてはバイアスがかかっているのかなと思っています。
3回目接種の時期について、少し前倒しを行いました。こちらの黄色の部分が、改めて前倒しをした内容になります。2回目接種の時期と、いつ接種券を発送できるかをまとめています。あと、対象人数です。それで、接種時期が例えば1番上ですと、昨年7月3日から7月16日までの間に接種した方に、2月14日に発送するという見方です。これよりも前に、65歳以上の方でも、すでにお配りした方が何十万人かいますが、未発送の方に関してまとめています。接種券が届き次第、すぐに本市では予約できますから、基本的は2月14日に発送して、例えば2月15日に受け取れば、その日からウェブで予約ができて、翌日や翌々日でも可能な場合もあるかと思います。2回目接種からどれくらい月数が経っているかに関して、一番右の列にまとめました。
65歳以上の高齢者の方で、昨年の6月前半に1回目の接種を受け、2回目を7月前半に受けた方には、平均が7.2か月経って(送付して)います。ここに関しては、7か月経ってしまっていますが、それ以降になるとほぼ6か月に近づけられています。この28.1万人と30.2万人は、大変多くて、ここは6か月を超えてしまっていますが、薬事承認されて6か月経たないと打てないということに対して、6か月プラスアルファでお配りできて、接種に向かっていただけるということです。65歳以上の高齢者の方に関する情報です。
64歳以下の方についてまとめているのが、こちらの表です。2回目接種が7月14日から8月3日、7月後半に主に受けられた方、64歳以下の方で6月に1回目の接種を受けている方が本市に21万人いますが、この方々には平均7.1か月経過して送付します。それ以降は大体6か月プラスアルファで、お配りできるかと思います。届き次第すぐに予約いただけます。
こういった表を市民の皆様にご提示して、2回目を接種された日に対して、ご自身にいつ接種券が届くのか、その間隔がどれくらいなのか、情報提供をしたいと考えています。これが3回目接種に関する情報提供です。

2番目が、エッセンシャルワーカーの教職員、児童福祉施設等の職員に関して、優先接種を行うことにしました。
スライドの字がずれてしまっていて、すみません。2回目の接種から6か月以上が経過した方については、接種券がなくても接種を行えるようにしました。対象になるのは、横浜市立学校の教職員の方々、それから保育所をはじめとする児童福祉施設等の職員の方々です。児童福祉施設は、保育所や幼稚園、認定こども園、放課後児童クラブ、放課後等デイサービスなどの職員の方々が優先接種を受けられるようにしました。市立学校の教職員の方が全部で2万人ちょっと、児童福祉施設等の職員の方が4万人ちょっといますので、6、7万人の職員数となります。
本市でこの方々にも1、2回目の優先接種を行いましたが、接種した時期があまり早くなくて、6か月経過している方は比較的限定的と思います。ただ、VRSなどに職業に関するデータがありませんので、正確にこういったカテゴリーの職員の方が(2回目接種から)どのくらい経っているのか、6か月経っている方が何万人で、7か月経っている方が何万人、というのはわかりません。しかし、昨年の接種した時期等を考慮すると、おそらく6、7万人のうち、2万人強ではないかと予想しています。このうち、1万人の方を2月16日から3月16日の間に、接種券なしで、接種可能としています。
会場は2か所、集団接種会場を用意しています。こういった教職員、保育園・幼稚園等の職員の方に優先接種を行う予定です。あとは、先日ご報告した通り、DeNAでの職域接種で1万人程度実施しますので、3月中旬くらいまでには、2万人から3万人くらいが打てるようになるだろうと思っています。
それから、3月半ばに接種券を発送することになっていますが、その時にはすでに、6か月経ったら送るという状況になっています。つまり、6か月プラスアルファ、例えば6.4か月といった方がいらっしゃるので、その方々に対して、できる限り、3月中旬よりも前に打てるように、ジャスト6か月のタイミングで打てるようにという配慮から、こういった優先接種をさせていただいたり、DeNAさんにご協力をいただいて、接種の回数を増やしたりしています。3月16日以降は、ちょうど6か月経った時点で接種券をお送りしますから、基本的には、それほど遅れはないものと考えています。

3つ目が小児接種の計画についてです。
小児接種については、1月21日に厚生労働省から自治体に対して接種体制について準備を進めるように、という旨の事務連絡が発出されました。予防接種法上の今回の小児接種の位置づけは、実は未確定で、今後、国の分科会の議論を踏まえて、決まってきます。一方で、それよりも前に、国からの事務連絡が来て、我々としても、すぐに小児接種の計画を示した方がいいだろうと思い、提示させていただくものです。
対象は、5歳から11歳までの計21万人です。開始時期は3月7日から接種が可能で、ワクチンは、承認されているファイザー製ワクチンをすべて使用することになります。ただ、これは大人のファイザー製ワクチンとは用量や成分が違いますので、完全に小児ワクチンとして供給されるものを接種するということになります。
接種体制は、基本的には、個別接種を行います。市内の335か所の小児科等を中心としたクリニックで接種を行うことにしました。集団接種会場については、現在のところは計画をしていませんが、様子を見て、計画をするかもしれません。
3月4日に小児接種の接種券を発送する予定です。一括で発送する予定ですので、次の7日の週に、5歳から11歳のお子さんがいらっしゃる方には届くことになります。お手元に届いた後、3月18日までは、基礎疾患のあるお子さんの優先接種期間とさせていただきたいと考えています。その後は、順次、年齢に応じて区切る予定です。
医療機関の名簿に関しては、3月上旬に市のウェブサイトに掲載を予定しています。医療機関にウェブや電話などで直接予約をしていただいて、行っていただくことになります。
小児の接種の情報提供に関しては、(接種する際は)保護者の同意が必要となりますので、接種するメリット、デメリットを適切にお伝えしたうえで、ご判断いただくことになります。これにかかる情報の周知についても、市として迅速に行っていきたいと考えています。