親からは不安の声も 5~11歳のワクチン接種に専門医は(静岡県)

子どもへのナワクチン接種です。掛川市、袋井市、森町は5歳~11歳が対象の集団接種を3月7日から実施すると発表しました。一方、親からは不安の声もあります。

<掛川市 久保田崇市長>「(感染者の)低年齢化が進んでいることが、第六波がなかなかピークアウトしない原因でもあるのかなと」
<森町 太田康雄町長>「個別接種と並行して実施していくことで、ワクチン接種の加速が期待される」
 子どもへの感染が広がる中、効果が期待されるのが5~11歳へのワクチン接種です。掛川市と袋井市、森町は3月7日からエコパスタジアムを会場に合同で接種を始めると発表しました。10日間で最大2500人に接種予定で、子ども用のファイザー社製ワクチンを使用します。子どもへの接種をどうするのか。親の反応は、さまざまです。
<6歳の子を持つ母>「(接種)受けた方がいいのではという考えになってきている。タイミング的にも進学も控えているので」「やらないです。(どうしてですか?)副反応が出た時にちゃんと自分のことが言えないので、怖いのでやらせないです」「下の子(6歳)は打たなくて、上の子(9歳)は周りの友だちが打ったかどうか聞いて判断しようかなと。すぐには打たないです。副反応が一番怖い。子どもにどう出るか分からなくて」「小さい年齢の子たちに副反応がどう出るか分からないので、持病があるわけでもないので検討中です」
 親からは副反応が特に心配、すぐに打たせることはせず、まずは様子を見たいといった声が多く聞かれました。子どもへのワクチン接種について合同での接種を担当する中東遠総合医療センターの宮地院長は、打ちたい人にしっかりと届ける体制が重要だとしています。
<中東遠総合医療センター 宮地正彦企業長兼院長>「基礎疾患を持つ子どももいる。そういった方はコロナ感染に対して弱いと思われればワクチンを打ちたいという人もいるので、希望者に対して迅速に打てる環境を整えるのは必要だと思っている」

 5~11歳の「子ども用ワクチン」については、松野官房長官が2月14日の会見で、来週以降各自治体に配送予定だと説明しています。厚生労働省は慢性呼吸器疾患や先天性心疾患など重症化リスクの高い基礎疾患がある子どもについて、かかりつけ医などと相談の上で接種を特に勧めています。県内では沼津市も3月7日から接種を始めると発表しています。
#おれんじ #オレンジ6 2月16日放送

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