『5~11歳のワクチン接種』わが子に打たせる?打たせない?保護者たちの様々な思い(2022年2月23日)

5歳~11歳の子どもへのワクチン接種が関西でまもなく始まる見通しです。気になる副反応はどうなのか、メリット・デメリットの部分をどう考えればいいのか。保護者たちに聞きました。

 5歳~11歳の子どもへのワクチン接種を3月1日以降開始すると発表した兵庫県神戸市。接種券は2月28日と3月7日、2回に分けて発送するということです。大阪府大阪市は、関係者によりますと、2月25日に接種券を発送する方針で、大阪府堺市は3月上旬に一括して接種券を発送する予定としています。

 5歳~11歳の子どもに使用されるワクチンはファイザー製の小児用ワクチンで、3週間の間隔をあけて2回接種します。

 一方、12歳以上のように接種を受けるよう努めなければならないとする「努力義務」とはなっておらず、打つ・打たないは保護者の判断に委ねられています。

 大阪市内で保護者たちに話を聞いてみると、様々な声が聞かれました。

 ▼打たせようと思っている保護者
 (6歳・9歳の子を持つ父親)
 「重症化しないように打った方がいいのかなぐらいには思っています」
 (6歳・8歳・9歳の子を持つ母親)
 「自主休校しているのでワクチンを打って学校に早く行かせてあげたい」

 ▼打たせないと思っている保護者
 (5歳の子を持つ父親)
 「アレルギーの反応がけっこう強いので、インフルエンザの予防接種でも熱が出たりするので、コロナのワクチンは無理かなと」

 すでに決めている保護者がいる一方で、「悩んでいる」という保護者もいます。

 (6歳・8歳の子を持つ母親)
 「(同居家族に)基礎疾患を持っている父がいるので、娘たちからうつしてしまったら重症化してしまうリスクがあるので、打った方がいいと思うけどまだ悩んでいます」
 (7歳の子を持つ母親)
 「周りの様子見ながら、みんなが打ちだしたらちょっと打ってみようかなと。5年10年後に何かがあったら嫌だなって」

 大阪府の吉村洋文知事は…。

 (大阪府 吉村洋文知事 2月22日)
 「できれば受けてほしいと思います。発症予防効果が非常に高いですから、うつす可能性が低くなります。保護者の方がよく検討して、家庭で納得した形で希望される方に打っていただきたい」

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