NECはAI技術を生かして新型コロナウイルスの変異株や別のコロナウイルスにも効果のあるワクチンの開発に乗り出すと発表しました。
NECが開発を始めるのは、新型コロナウイルスの変異株に加えてMERSなどの原因ともなる「ベータコロナウイルス属」に効果のあるメッセンジャーRNAワクチンです。
現在、使われているワクチンはウイルスに変異すると効果の持続性が落ちることなどから作り直しや追加接種が求められますが、AIを使って幅広く効果のある抗体を探し出すことで、有効性の高いワクチンの開発を目指します。
臨床試験を行う段階になれば、製薬会社などと協力して製造に乗り出す考えです。
NECは2019年に始めたがん治療用ワクチンの開発のノウハウを生かしていくとしています。
[テレ朝news]
コメントを残す