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「こちらがイチゴのハウスになります」
およそ1400株のイチゴが実りを待つのは、神奈川・横浜市の「横浜ストロベリーパーク」です。
株式会社JERA・横浜ストロベリーパーク 井田茂樹さん
「4月23日土曜日から再開することになります」
新型コロナの影響で2020年の12月以降中止にしていたイチゴ狩りを、感染対策をとりつつ、4月下旬からオープンすることにしました。
株式会社JERA・横浜ストロベリーパーク 井田茂樹さん
「コロナ禍でもありますので、人数制限だったり、予約制限をかけてですね」
すでに予約が埋まっている日もあるということです。
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一方、“学生たちに愛された店”は、4月いっぱいで閉店することを決めました。
麺爺 マネジャー・石田正徳さん
「悲しいし悔しいですよ」
東京・新宿区にあるもちもちの太めの面にこくのある醤油だれが特徴の油めんを出す「麺爺 馬場下店」です。
麺爺 マネジャー・石田正徳さん
「なかなか(新型コロナの)収束が見えてこない状況で、お店を維持するのが厳しい状況が2年続きまして」
この店の近くには早稲田大学があり、客の98%が早大生といいます。リモート授業が増えた影響で学生が減り、コロナ前に比べて売り上げは4割以上減少しました。店を維持し続けるのが困難になったといいます。
早稲田大学の学生
「普通に大好きなのでとても残念かなって」
早稲田大学の学生
「思い入れがあったのでそういう面では悲しい」
しかし、“学生に支えられた”という店では、なにか恩返しができないかと考えました。
麺爺 マネジャー・石田正徳さん
「学生さんに使ってもらえるスペースとして生まれ変わる」
この店をリモート授業などで使える個室スペースとして、5月にオープンする予定だということです。
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新型コロナの影響で生活を左右される日々が続いています。感染者は下げ止まり状態で、8日の東京の感染者は8112人となっています。
3回目のワクチン接種の促進が求められますが、東京都の小池知事は、若い世代の接種が遅れていることを指摘しました。
東京都 小池知事
「20代の方々が約26%と、他の世代に比べると低い状態になっております」
そのため、上野動物園で開園前に入園でき、双子パンダも見られる入園券や、ダムの見学会など、様々な特典を用意してワクチン接種を加速させようとしています。
東京都 小池都知事
「TOKYOワクションですけど、都として新たな特典を用意しました」
また、政府も若い世代の接種を加速させようと、7日には、自治体と大学が連携し、学生の集団接種を行うことなどを明らかにしました。
さらに、コンサートなどのチケットを割引きする「イベントワクワク割」も検討されるなど、「接種すればお得」と感じる対策を打ち出しつつも、内容が決まっていないものあり、接種率の促進にはつながっていません。
こうした動きがある中、若者は何を思っているのでしょうか。
3回目接種済み
「インフルエンザと症状はあまり変わらないかもしれないけど、打てるときに打っておいた方がいいかなということで、早めに(接種した)」
未接種
「(ワクチンを)打ってないです。めっちゃみんなが打ってた時期があって、それをちょっと逃しちゃって」
3回目未接種
「打とうとしてるんですけど、時間がなくって」
理由は様々ですが、現実は、東京の感染者のうち30代以下が全体の7割近くを占めています。
7日、千葉市にある発熱外来に訪れていたのは…
スタッフ
「症状はきのうから?」
10代
「きのうくらいからひどくなって」
若い世代の受診者が多く、検査で陽性になる割合も高いといいます。
東京ビジネスクリニック・ペリエ千葉エキナカ院 柳本蔵人院長
「ピークは過ぎても(受診者が)減らないのが我々の実感。陽性者の割合も20代から30代が全体の半分を占める」
第6波のピークを過ぎた3月以降も受診者は大きく減らず、およそ3割が20代と、一番多くなっているといいます。
医師は少しでも感染者を減らすために、3回目の接種を促進することが必要だと話しています。
(2022年4月8日放送「news every.」より)
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