新型コロナの後遺症 アプリで調査(2022年7月4日)

 新型コロナの新規感染者が増加傾向に転じるなか、新型コロナの後遺症やワクチンの副反応の情報を集めるスマートフォンのアプリがリリースされました。

 新たにリリースされたアプリ「VOICE」は新型コロナの後遺症やワクチンの副反応について、症状があるかどうかや、その後の体調の変化について、定期的にアンケートに答えるものです。

 医療系のスタートアップ企業「バズリーチ」と大阪大学が連携して参加者の受付を始めました。

 大阪大学・忽那賢志教授:「同じような症状でどれくらいの人が悩んでいるかとか、後遺症の外来がどこでやっている、そういうことを知ることもこのアプリケーションではできます」

 新型コロナの後遺症はにおいの感覚がおかしい、物覚えが悪くなるなどの症状が報告されていますが、原因も治療法も分かっていません。

 後遺症では3万人、ワクチンの副反応では10万人を目標に参加者を集め、全体像の把握や対策につなげたいとしています。
[テレ朝news]