【速報】米ノババックス社の新型コロナワクチンの承認を了承 厚労省審議会(2022年4月18日)

 厚生労働省はアメリカの製薬会社「ノババックス社」が開発した新型コロナワクチンを承認する方針を決めました。

 このワクチンはウイルス内の特定のタンパク質を使う「組み換えタンパクワクチン」と呼ばれるもので、2度から8度の通常の冷蔵庫の温度で保管が可能です。

 臨床試験での有効性は約90%でした。

 18日午後まで厚労省で開かれた審議会で有効性や安全性が確認され、使用を承認することが認められました。

 ワクチンを打っていない人だけでなく、2回目までに別のワクチンを打った人への3回目接種にも使われる見通しです。

 今後、厚労大臣が承認すれば、国内で4例目の新型コロナワクチンとなります。

 ノババックス社のワクチンは国内で生産され、厚労省は、すでに1億5000万回分の供給を受ける契約を結んでいます。

 承認されれば、5月下旬から約10万回分を自治体に配送するとしています。
[テレ朝news]