厚生労働省の専門部会は、新型コロナワクチンの効果が得られにくい人が使うことが出来る新たな予防薬の承認を了承しました。
厚生労働省によりますと、イギリスの製薬会社アストラゼネカが開発した「エバシェルド」はウイルスの働きを抑える2種類の抗体を注射で投与する薬で、新型コロナの感染前に打つことで発症を抑える効果が期待されています。
この薬について厚労省の専門部会は29日、がんの治療などで免疫の機能が低下し、ワクチンの効果が得られにくい人などに使うことを認めました。
厚労省によりますと、治験では1回の注射を打つことでコロナの発症を8割ほど抑えて、少なくとも半年間は効果が続いたということです。
さらに、重症化リスクが高い人に対して、感染した後に投与することで重症化を防ぐ効果も期待されるとしています。
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